【正文】 本の審美意識 ................................................................................................................. 11 日本の民族心理 ................................................................................................................. 12 第 7 章 おわりに .............................................................................................13 參考文獻 ..........................................................................................................15 謝 辭 ...............................................................................................................16 日本の「ネコ文化」について 1 第 1 章 はじめに 昔から、貓はペットとして人間と生活を送っている。今貓はすでに日本人生活中の重要な家庭メンバーになって、日本人はかなり獨特的な「ネコ文化」を作り出した。長い時間を経 って、「ネコ文化」は知らず知らずのうちに日本文化の一部に含まれている。たとえば夏目漱石の長編小説 『 吾輩は貓である 』 とか、人気があるアニメ『 ドラえもん 』とか、すべて日本人が貓に対する感情を反映した。また貓に関することわざによって、日本人が曖昧な言い方を掲示した。 日本人は貓好きだから、貓が隨分優(yōu)遇されている。例えば、貓に向く病院や旅館などがあったばかりでなく、葬式會社さえできたそうである。貓に関しての番組はもちろん、雑誌、寫真集などの出版物もいろいろ出てきたそうだ。これから貓は日本人の生活で重要な役割を果たす ということが分かる。 生活中で、貓の役割を日本人に認められたといっても、日本の貓の歴史と「ネコ文化」の形成原因の面、今までの研究がまだ觸れていないだろう。 本稿は日本において、様々な貓を分析することによって、日本民族を理解することである。日本の「ネコ文化」の各分野の體現(xiàn) 及びこれらの現(xiàn)象が生じる原因を 探し求めることこそは本文の目的である。 日本の「ネコ文化」の形成は、日本の地理環(huán)境や、日本人の繊細性及びそれから生まれた審美意識、また日本の民族性も深く関係がある。それらに研究することを通じて、日本民族に対する理解 を深めようつもるである。 江南大學學士學位論文 2 日本の「ネコ文化」について 3 第 2 章 日本の貓の歴史 ほぼ 5000 年前に、人間は貓を家畜として、飼育し始めたという。 日本では貓の歴史は古くからあったので、これから、代表的な時代を研究するつもりである。 奈良時代 最初 は、 穀物を鼠の害から防ぐ目的などで、貓が 家畜 として 飼われ始め てきたらしい。奈良時代で、 大事な仏教の経典 をネズミ から 守る ために 、貓を中國から日本に引き入れた ということだ 。 ???あの時、貓の數(shù)が尐なく、皇室の人しか貓を飼えなかったから、民衆(zhòng)は貓に対 して、尊敬を 持っている。その後、數(shù)が多くなっているに従って、貓が社會に普及して始め、日本人との関係が親しくなる一方だ 。 平安時代 日本において貓が初めて文獻に登場するのは『日本霊異記』の 「 死んだ父が貓に生まれ変わって、子の家に 飼われ る 」という怪談 である。 ???そして、愛玩動物として『枕草子』や『源氏物語』にも登場する。 女流作家?清尐納言による『枕草子』の第六段落には、「上にさぶらふ御貓」という話が記載された。この話によると、一條天皇は貓を深く愛される。宮中で子貓が生まれたとき人と同じような儀式を行 い、貓のお守り役に女官を任命したほどである。しかも、貓に「命婦 1のおとど」という位階も與えた。これは歴史の中で初めの名前がある貓である。ある日、この貓が翁丸という犬に追いかけられ、天皇の懐に逃げ込んだ。すると、怒った天皇は翁丸を「犬島」に流刑に処した。 江戸時代 一般ではないかもしれないが、江戸時代になって、貓をつないで飼う習慣があったらしい。當時、『貓の草紙』は児童婦人の読み物として流布していた。鼠を駆除するための呪具として貓絵も養(yǎng)蠶農(nóng)家に売られた。 貓の普及のおかげで、貓の姿を 浮世絵でよく見られ る。江戸時代末期の浮世絵師の歌川國 芳は常に數(shù)匹、時に十匹以上の貓を飼い、自畫像でも愛貓を描いたと伝えられる。歌川國 芳の內(nèi)弟子の芳宗によると、 歌川國 芳はいつも懐に貓を抱いて作畫していたということだ。貓がなくなったら、すぐ寺院の墓場に葬られだけでなく、家にも仏壇を祭って、死んだ貓の戒名が書いた位牌が飾られる。 歌川國 芳が貓の過去帳まであって、貓の死んだ時間などを詳しく記載されている。貓の仕草に鋭い観察を通じて、貓を擬人化した作品をたくさん作り出した。 特に、江戸時代に入ると、実際に短尾の貓が相當にあった。越谷吾山 の『物類稱呼』には、短尾の貓を「かぶ貓 」 、「五分尻 」 などの方言があげれれていた。 歌川國 芳の絵には、いたるところに貓の姿が見られ、しかも、その中で、ほとんどが短尾である。 現(xiàn)在 日本人は今でも貓にかなり目をかけている。日本の街を歩いて、貓がどこでも見える 1 命婦とは、平安時代に従五位以上の女官である。貴族と見なす。 江南大學學士學位論文 4 そうだ。特に日本東北部において、「貓島」 2と言う島がある。百不足の住民に対して、數(shù)百以上の貓が暮らしている。そこは正真正銘の「貓の天國」といわれる。 2 貓島とは宮城県 石巻市に屬す島である。本名は「田代島」で、近年は「ネコの島」やマンガの島として知られる。 日本の「ネコ文化」について 5 第 3 章 文學における「ネコ」 文學において、ネコに関する作品がたくさんある。貓は人間に身近な動物で あるし、描きやすいし、アニメ、コミック、文學作品などで配役として多く登場する。 「貓」を主題とする小説 『吾輩は貓である』 『吾輩は貓である』 ???は 夏目漱石 の最初の長編小説である。明治三十八年 （ 1905） 一月、『ホトトギス』に発表され、好評に與えるため翌年の 8 月まで続けされた。主人公は「吾輩」という一人稱を語って、「吾輩は貓である。名前はまだ無い。どこで生まれたかとんと見當がつくぬ。」貓である。漱石は英語教師、珍野苦沙彌先生の家に喰われている貓の目から社會諸事を覗き、人間模様をに皮肉し た。これを通じて、自分の不満をぶちまけて、 社會を非難するということだ。 文學において、ネコに関する作品がたくさんある。例えば、 夏目漱石の長編小説『 吾輩は貓である 』 が 貓を擬人化することによって 、作者の社會への不満と非難を深く現(xiàn)した。 苦沙彌先生に飼われる貓が、そこに集まる高等遊民たちの言動を観察、記録して、人間の愚劣、滑稽、醜悪を痛烈に嘲笑するという趣向の小説。 80 年代、作家の田辺聖子が「朝から、晩まで食事とトイレのとき以外は動かず」と評論したことがある。好きなのはその作品か、あるいはその貓か、両方も兼ね備え るだろう。そこから日本人が貓に対して深い興味を持っていることが明らかにたった。 『 吾輩は貓である 』 の影響を受けて、貓のモテルを愛用される作者が増える一方だ。「貓は知っている」、「赤い貓」などのように、さまざまな貓に関する作品が誕生した。 『貓の事務所』 『貓の