福沢諭吉の近代化思想畢業(yè)論文(已改無錯字)
2022-07-25 15:43:09 本頁面
【正文】 福沢の「ナショナリズム」から帝國主義へ6「ナショナリズム」から帝國主義へ福沢は初期『學(xué)問のすすめ』の中で民主主義的立國論を主張していた。1881 年、福沢は『時事小言』の中で、神道は「國権を重んずる」ことを主義とする「日本固有の道」と書かれてある。日清戦爭前後より、福沢は國権主義に転じてある。 福沢の國権論的展開とアジア支配の論理福沢諭吉は『學(xué)問のすすめ』の冒頭で「天は人の上に人を造らず」と天賦人権論の立場を明らかにし、個人主義、実利主義に基づいて學(xué)問論、國家論、知識人論など多彩な民主主義的立國論を展開した。1881 年、福沢は『時事小言』を発表し、その中で、日本の「國教」は仏教、神道は「國権を重んずる」ことを主義とする「日本固有の道」と書かれてある。福沢も、1881 年には、日本は東洋の「文明の中心」だから、リーダーとなって「亜細(xì)亜東方の保護(hù)」にあたらなければならないと主張していた。日清戦爭前後より、福沢の思想は國権主義に転じてしまった。 福沢の思った國権は、固有の領(lǐng)土をしっかりと保持しつつ、対外的には経済的勢力を拡大することに限られているところに特色がある。社説「支那人親しむ可し」にも、 「支那に対して大に求むる所なきに非ざれども、其求むる所は土地に非ず、人民に非ず、只商売貿(mào)易の一事にして、其目的は自ら利し兼て他を利せんとするに外ならず」とある。福沢の理想は産業(yè)立國、日本を建設(shè)するところにあった。そのために領(lǐng)土の拡大などまったく必要とはしないのである。自民族の政治や文化を誇るのはよいのであるが、自民族こそが世界の中心で優(yōu)れていて、周囲の民族は未開で野蠻であるのは困ったものである。1885 年 3 月、福沢諭吉は、日本は隣國の文明化を待つ暇はない、 「西洋の文明國」と行動を共にすればよいのであり、中國も朝鮮も「西洋人」風(fēng)に付き合えばよいのであると主張していた。それは有名な「脫亜?wù)摗工扦ⅳ搿！该搧務(wù)摗工?10 年後、日本は日清戦爭に勝利して、臺灣を植民地化した。さらに 20 年後、日露戦爭に勝利して、朝鮮保護(hù)國化への道を開き、中國東北部に侵出してゆく。そして 30 年後、第一次世界大戦に乗じて中國に２１カ條の要求を迫る。 「脫亜」は“奪亜”の道でもあると思われていた。 福沢の絶対主義的天皇制國家論福沢諭吉は名と利の両方はともに人の欲するところであると思っている。名利は名譽(yù)と利益を分けて、そのどちらを重んじるかと尋ねれば、人の性情は名を先にして利を後にするものだと答えざるを得ない。政府や法律や、宗教、道徳の感化のようなものは人事の理非を明らかにし、人心の欲を制御し 福沢の「ナショナリズム」から帝國主義へ7てこの逸脫を禁じ、またこれを未然に防ぐ方便である。しかし、それだけでは、なお足りないものがあるように思われる。例えば、國家社會は、政治家の玩弄物となって予想外の災(zāi)難を被る可能性もあるのであるが、この一大事の時にあたって、これを上手に調(diào)和し、また平生より微妙不思議の勢力を輝かして、無形のうちに災(zāi)いを未然に予防できるのは、ただ帝室の神聖があるだけである。 その上、人身の病において有形の肉體の思いは、學(xué)理上の醫(yī)薬によって治すことができるかもしれないけれども、無形の精神病は往々にして理屈以外の療法を施して功を奏することが多いのと似ている。されば、かの俗世界に浮沈して勝ち負(fù)けを爭う連中も、一方から見れば至極神妙にして國のために役立つこともあるかもしれないが、裏面からこれを見れば、功名癥というべき一種の精神病にかかっている者が多いので、それを和らげてときどき軽快にしてやるためには、理外不思議の療法がなければならない。すなわち、福沢諭吉が特に帝室の尊厳、神聖に頼る所以である。 帝室は人心収攬の中心となり、國民政治論の軋轢を緩和し、海陸軍人の精神を制御して使命を與え、孝子、節(jié)婦、有功の者を賞して全國の徳風(fēng)を篤くし、文を尚び、學(xué)士を重んじるという実例を示して、日本の學(xué)問を獨(dú)立させ、蕓術(shù)を衰頽の以前に救出して文明の富を増進(jìn)するなど功徳がある。場合によって、唯一、頼みとして望みをつなげるのは、ただ帝室あるのみである。だから、福沢諭吉は天皇制の國家を提唱している。 福沢は幕末の最末期段階で「大君のモナルキ」という立憲君主制を構(gòu)想していた。福沢が言っている「大君のモナルキ」という新國家の構(gòu)想は，津田や西周の「公議政體」論のような諸藩の存在を前提にしたゆるやかな連邦國家，またかつて福沢自身が考えていたドイツ連邦のような連邦國家をつくるという構(gòu)想ではない。藩を潰して，徳川將軍を立憲君主とする立憲君主制の國家をつくるべきだという構(gòu)想である。この解釈を巡って丸山真男は「これはまさに，福沢が徳川絶対主義構(gòu)想を開陳したものである」と言っている。しかし，これは違うのである。 「モナルキ」というのは，日本の近現(xiàn)代思想史の中ではなかなか意味のある言葉なのである。実は，大正年間に日本に本格的にマルクス主義の思想が入ってきて，そして共産黨ができた時， 「天皇制」という言葉を直接使って政治文書に書くと大変なことになるのである。 「モナルキ」という言葉で代替したのは治安維持法があるからである。その後、 「天皇制」を結(jié)局、絶対主義的な體制だと理解するようになっていったから，戦前の左翼運(yùn)動の用語で「モナルキ」と言えば， 「絶対主義の天皇制」を意味するようになっていたのである。 福沢の思想は日本の近代化への影響8福沢の近代化思想は日本の近代化には大きな影響がある。 『學(xué)問のすすめ』などによって、プラスの影
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