【正文】 形は用いられない。 櫻花日語網(wǎng) 1 自発を表す。下二段型活用。下一段型活用。＊大鏡 ‐五「家貧ならん折は、御寺に申文を奉らしめんと」 \學習日語的好論壇 補注 （ 1）は上代から一般に用いられたが、平安時代には、男性語として、もっぱら漢文訓読系の文章に用いられるようになり、仮名文系の「す ? さす」と対立するに至る。＊宇津保 ‐ 俊蔭「帝大きに驚かせ給て、感ぜしめ聞こしめすこと限りなし」 櫻花日語網(wǎng) 2 （謙譲を表す語とともに用いて）謙 譲の意を強める。 櫻花日語網(wǎng) 1 （尊敬を表す語の上に付いて）尊敬の意を強める。 …させる?；钣谜Zの未然形に付く）卆しむ（活用は「しめ ? しめ ? しむ ? しむる ? しむれ ? しめよ」活用語の未然形に付く） (1) 使役の助動詞。（ 3）近世 には「雨月物語‐ 菊花の約」の「薬をえらみ、自方を案じ、みづから煮てあたへつも、猶粥をすすめて、病を看ること同胞のごとく」など「つつ」とほぼ同意になった例も見られる。また、同一語に付いていても、「つ」は意志的、作為的、「ぬ」は自然推移的、無作為的な意を含むといわれる。並行の助詞、接続助詞ともされる。 … た。きっと … する。たしかに … する。 … てしまう。 … た。動詞「棄（う）つ」の「う」が脫落したものといわれる）完了の助動詞。櫻花日語網(wǎng) 本文章來源于 : つ 櫻花日語網(wǎng) 〔助動〕（活用は【下二段活用】「て ? て ? つ ? つる ? つれ ? てよ」。（ 4）中世以後「けり」は強調した斷定、詠嘆の意味として使われている。 → けらし?！?けらく。＊仏足石歌「薬師（くすりし）は常のもあれど賓客（まらひと）の今の薬師貴かり家利（ケリ）」 ④ 未來の事柄を確認する意を詠嘆して述べる。＊古事記 ‐ 下 ? 歌謡「老 いに祁流（ケル）かも」 ③ 真理、真実の存在を詠嘆して述べる。＊古事記 ‐ 上 ? 歌謡「白玉の君が裝（よそひ）し貴くあり祁理（ケリ）」 ② 事実を前にして詠嘆をこめて述べる。 … ていたの だなあ。 … たとさ。 … たという。助動詞「き」と対照的に、自己の體験でない事柄に用いられることが多い。 … てきている。 本文章來源于 : 1 ① ある事柄について前からし続け、あり続けて、今もあるという意を表わす。 用言の連用形に付く。「仮 ? 恨の介‐ 上」の「なかにもくずの恨の介と申せし人は」 など。（ 4）後世では、「為忠集」の「我がそのの咲きし桜を見渡せば」のように、現(xiàn)在また完了（ … ている）の意に用いられた例もみられる。（ 3）連體形「し」が、係結びの場合でなくて文の終わりに用いられることがある。（ 2）上代には、「常陸風土記 ‐ 香島 ? 歌謡」の「あらさかの神の御酒をたげと言ひ祁（ケ）ばかもよ我が酔ひにけむ」、「古事記 ‐ 下 ? 歌謡」の「根白の白腕（しろただむき）枕（ま）かず祁（ケ）ばこそ知らずとも言はめ」の「け」を「き」の未然形とする説がある?！腹攀掠?‐ 中 ? 歌謡」の「一つ松人にあり勢（セ）ば太刀（たち）佩（は）けましを」、「古今 ‐ 五三」の「世中にたえ てさくらのなかりせば春の心はのどけからまし」など。＊古事記‐ 中 ? 歌謡「燃ゆる火の火中に立ちて問ひ斯（シ）君はも」＊古今 ‐ 八六一「つひにゆく道とはかねてききしかどきのふけふとはおもはざりしを」 \ 補注 （ 1）未然形「せ」は、常に接続助詞「ば」に連なって「 … せば」の形をとり、多くは「まし」と対応して、現(xiàn)実には存在しない事柄を仮想する條件句を作る。過去の事実、自分の経験した事実 について回想し、確定的に敘述する場合に用いる。用言および助動詞の連用形に付く。これは、四段 ? サ変への接続がいずれもエ列音であるところから、類推によって生じたものであろう。（ 3）平安時代以後、意味が近く、接続が自由な「たり」に勢力をうばわれるようになり、鎌倉時代以後になると、終止 ? 連體形以外は次第に衰退した。（ 2）ラ変動詞に付かないのは、「り」がもと「あり」であって、重複を避けたものと考えられるが、近代の文法では「居れり ?異なれり」の用法がある?！敢姢蓼晁激臻gに玉梓の使の來（け）禮（レ）ば」〔萬葉 ‐ 三九五七〕など。また、上代では、カ行上一段 ? カ変動詞についた例がある。サ変にも命令形に付くと説くことができる。＊書紀 ‐ 応神一九年一月 ? 歌謡「橫臼に醸（か）め蘆（ル）大御酒（おほみき）」 3 動作 ? 作用が完了した狀態(tài)を確認する気持を表す。 … ておく。 … ている。＊萬葉 ‐ 八四六「霞立つ長き春日をかざせ例（レ）ど」 櫻花日語網(wǎng) 2 ある動作 ? 作用によって変化した狀態(tài)が存続していることを表す。 … てある。 本文章來源于 : 1 動作 ? 狀態(tài)が現(xiàn)に継続し進行していることを表す。 → 補注）動詞連用形に「あり」を伴う語法で、熟合の結果「あり」の語尾の「り」が切り離された形で取り扱われるようになったもの。 → つろう ?つら ?つろ 學習日語的好論壇 本文章來源于 : り 學習日語的好論壇 〔助動〕（活用は【ラ行変格活用】「ら ? り ? り ? る ? れ ? れ」。（ 4）室町時代には「らん」は完了の「つ」と熟合し、「つらん」「つら」「つろう」となり過去の推量を表す。（ 3）鎌倉時代以降、「らう」の形があらわれ、現(xiàn)代の「ろう」に続くほか、方言では「ら」の形でも用いられる所がある。「見らむ」は、中古にも用いられている。（ 2）上代、上一段活用の動詞「見る」に付くときは、「見らむ」となる。人のいふらんことをまねぶらんよ」 櫻花日語網(wǎng) 補注 （ 1）「らむ」の「む」の部分は、推量の助動詞「む」と同源と考えられる。＊古今 ‐ 九三「春の色の至り至らぬ里はあらじ咲ける咲かざる花の見ゆらん」 3 連體修飾文節(jié)に用いられて、自分の直接経験ではないが、他から聞いたこと、世間一般で言われていることを受け入れて推量する意を表す。＊萬葉 ‐ 二六四七「橫雲(yún)の空ゆ引き越し遠み こそ目言（めこと）離（か）る良米（ラメ）絶ゆとへだてや」 ② 疑問詞を受けて、事実の奧の條件を模索する場合。＊書紀 ‐ 白雉四年 ? 歌謡「引出（で）せず我が飼ふ駒を人見つ羅武（ラム）か」 2 話し手が実際に経験している情況について、その原因 ? 理由 ? 時間 ? 場所などを推量する意を表す。 … であるだろう。推量の助動詞） 櫻花日語網(wǎng) 1 話し手が実際に觸れることのできないところで起こっている事態(tài)を推量する意を表す。終止形 ? 連體形は、平安時代には「らん」とも書かれ、鎌倉時代には「らう」の形も現(xiàn)れる。 …でもかまわないだろう。＊源氏 ‐ 夕顔「はや帰らせ給なんと聞こゆれば」 4 動作 ? 狀態(tài)の実現(xiàn)を可 能であると推量する意を表す。 … した方がよいだろう。きっと … しよう。きっと … だろう。 … するようになるだろう。 學習日語的好論壇 本文章來源于 : なむ 櫻花日語網(wǎng) （完了の助動詞「ぬ」の未然形に推量の助動詞「む」の付いたもの。（ 4）助動詞「けむ」は、もと過去の助動詞「き」の未然形にこの「む」が結合したもの。（ 2）未然形「ま」は、上代のいわゆるク語法の「まく」の形に現(xiàn)れるものだけである。 … らしい。 …であるような。 … なのであろう。＊萬葉 ‐ 三九九六「ほととぎす鳴か牟（ム）五月（さつき）はさぶしけ牟（ム）かも」 ② 原因や事情などを推測する場合に用いる。まだ実現(xiàn)していないことについて想像し、