【文章內(nèi)容簡(jiǎn)介】 り返した。世のため人のために事業(yè)を興す、と確固たる信念の下で始められた KDDI は、今日、日本第 2の 通信キャリア に成長(zhǎng)している。 京セラはセラミックス事業(yè)で培った技術(shù)と開 発力をもとに、 IC パッケージをはじめとした電子部品、産業(yè)用部品の製造販売、また今日では通信機(jī)器や情報(bào)機(jī)器、果ては太陽電池や醫(yī)療用材料、裝飾品までを扱う世界規(guī)模のメーカーに成長(zhǎng)した。 稲盛和夫と盛和塾 若手経営者の勉強(qiáng)會(huì)、 「盛和塾」 には、現(xiàn)在 7,100名を超える経営者が集まっている。盛和塾は、 1983年に京都の若 い経営者たちからの「経営とは何かを教えてほしい」という熱心な要望から始まった。 最初は、稲盛と尐人數(shù)で始まったが、多くの人たちにこのような機(jī)會(huì)を與えるべきだという塾生の自発的活動(dòng)により、盛和塾の輪は広がっている。開塾以來、 20年余りの歳月が流れた現(xiàn)在では、國內(nèi) 54塾、海外 10塾という規(guī)模に拡大している。（ 2022まで） 稲盛和夫と京都賞 創(chuàng)設(shè)者である稲盛は、「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である」という自身の理念にもとづき、科學(xué)?文明の発展や人類の精神的深化? 高揚(yáng)に著しい貢獻(xiàn)をした人々に対する顕彰事業(yè)や、すぐれた研究への助成事業(yè)、また社會(huì)啓発事業(yè)を行うために、 1984年 に 私 財(cái) を 投 じ て 稲 盛 財(cái) 団 を 設(shè) 立 し た 。 そして翌年の 1985年、稲盛財(cái)団はその中心的な取り組みとして、國際的な顕彰事業(yè)である「京都賞」を創(chuàng)設(shè)した。京都賞は、先端技術(shù)部門、基礎(chǔ)科學(xué)部門、思想?蕓術(shù)部門の 3部門で、著しい貢獻(xiàn)をした人々に贈(zèng)られる國大連工業(yè)大學(xué) 2022屆本科生畢業(yè)論文 7 際賞である。京都の紅葉が色づく 11月 10日を中心 に毎年約一週間かけて、授賞式や記念講演會(huì)、ワークショップ、高校での特別授業(yè)などが行われる。京都賞の最大の特徴は、科學(xué)の発展だけでなく、思想や蕓術(shù)など人類の精神面における研究に対しても賞を設(shè)けている點(diǎn)と、単なる発明?発見だけでなく、道を究めるために人一倍の努力をし、その業(yè)績(jī)が長(zhǎng)く人類?社會(huì)に多大な貢獻(xiàn)をもたらした點(diǎn)を?qū)彇摔奉囌盲工毪趣长恧摔ⅳ搿? また、京都賞受賞者によるシンポジウムが、米國サンディエゴにてサンディエゴ大學(xué)、カリフォルニア大學(xué)サンディエゴ校、サンディエゴ州立大學(xué)と共催で毎年開催されている。 稲盛和夫と社會(huì)福祉活動(dòng) 昨今増加する痛ましい児童虐待や育児放棄、その他やむを得ない事情で家族から離れて生活することを余儀なくされている子ども達(dá)の生活施設(shè)とし、稲盛は 2022 年に、京都府南部の精華町に児童養(yǎng)護(hù)施設(shè)?乳児院「京都大和（だいわ）の家」を創(chuàng)設(shè)した。 施設(shè)の建物は、南歐風(fēng)の明るいデザインを取り入れ、児童（ 3 才位～ 18才） 60 名、乳幼児（ 0 才～ 3 才位） 20 名が入所でき、児童養(yǎng)護(hù)棟は內(nèi)部を10 名単位で生活のできる 6 つの家庭的な生活ユニットに分けられている。さらに小中學(xué)生には毎週 5 日の公文式學(xué)習(xí)を?qū)g踐 するとともに、児童が家庭に戻る際には親子の生活訓(xùn)練を行うサポートルームや児童の心のケアを行う心理療法室を設(shè)けるなど、自立支援や家庭復(fù)帰のためのきめ細(xì)かい支援を行っている。 また、就職や進(jìn)學(xué)により施設(shè)を退所し、獨(dú)力で生活をしていかなければならない児童を?qū)澫螭松钭粤⒅г黏蚪o付する「稲盛福祉財(cái)団」も、 2022年に設(shè)立した。 大連工業(yè)大學(xué) 2022屆本科生畢業(yè)論文 8 第三章 稲盛和夫の利他思想とは 稲盛和夫は企業(yè)を経営するに際し、?利他?の精神がとても大切なものだと考えている。稲盛和夫はもともと理系の出身だから、技術(shù)的な ことであれば、ある程度分かるっている。しかし、経営者として、どのように経営していくのか、どのような判斷基準(zhǔn)を持つのかということについては、彼は若いころ大変悩んでいた。 ビジネスというのは、儲(chǔ)けなければならないというのが一つの大きな目的だから、物事を損得勘定で、つまり儲(chǔ)かるか儲(chǔ)からないかという判斷基準(zhǔn)だけで進(jìn)めているような経営者が多い。しかし、稲盛和夫はそれだけでは、顧客の本當(dāng)の信用、信頼を勝ち得ったり、従業(yè)員を心底納得させたりすることはできないと思った。稲盛和夫は若い時(shí)には 本當(dāng)に世間知らずで、きちんとした経営の勉強(qiáng)もしていなかったので、結(jié)局、両親やら先生に教わった、?人間としてやっていいことと悪いこと?という素樸な基準(zhǔn)で、経営上の判斷もして行こうと考えた。最初は、社內(nèi)でもそういう非常にプリミティブな倫理観で経営していくと宣言していたが、次第に歳をとり、賢くなって、?損得という判斷基準(zhǔn)ではなく、善悪と言うようになったと言う判斷基準(zhǔn)でやっていく?と言うようになった。思うに、政治や経済の問題でも何であれ、すべて善悪で、つまり人間としていいことなのか悪いことなのかという判斷をすれば、 それほど大きな間違いはしないと稲盛和夫は思っている。 しかし、これは口で言うほど簡(jiǎn)単なことではない。たとえば、日常の會(huì)話を聞いても、ほぼ 100パーセント、人間は損得勘定で動(dòng)いている。損得と大連工業(yè)大學(xué) 2022屆本科生畢業(yè)論文 9 言っても、別にお金のやりとりだけを指しているのではない。ただ儲(chǔ)かる、儲(chǔ)からないということではなく、自分にとって心地よいかどうかということで動(dòng)いていることがほとんどだ。そのように自分に都合よく考える?利己?こそが問題だ。結(jié)局、人間というものは、?自分?を捨てる、?私?を無くすという「無私」の境地には、なかなかなれないものだ 。したがって、自分が大事にされていないと感じただけで、すぐにカーッとなったりする。そういう損得勘定や利己的な考えが世の中を悪くしているし、政治や経済も悪くしている。また損か得かという発想そのものが社會(huì)全體に蔓延し、我々の日常の付き合いや人間社會(huì)全體を悪くしていると私は思う。 稲盛和夫は人類が「慈悲」や「愛」という「善き心」を失ってしまったという?！竷?yōu)しい心」や「美しい心」をエンジンにした、新しい文明社會(huì)をつくっていくことに努めることが大切ではないかと述べる。梅原猛 [1]は、仏教がたいへんに すぐれた宗教であることを今の時(shí)代になって益々感じるという。本來、善悪両方の心を持っている人間を善の方向に変える、それが教 育 の 重 要 な 役 割 で あ る と し て い る 。 稲盛は江戸時(shí)代の思想家石田梅巖の研究者であるが、梅巖は「心のあり方」を説いた人である。最近では「心」という場(chǎng)合の概念が違うように感じる。善悪２つの心の手入れを?qū)W校で教えてほしいとしている。 梅原猛は「利他の心」は人間の本能であるというが、稲盛は欲望の肥大が「利他の心」を忘れさせてしまい、一方で欲望という本能は忘れずにもっている、しかも、知性と理性がそれ を煽っているように思うと感じている。 欲望を抑えるには、もっと蕓術(shù)を活用すべきであると梅原は提案している。それに対し、稲盛は最近の自然主義文學(xué)が醜悪な作品を生み出し、それを評(píng)価することに対し批判的であるが、梅原も、評(píng)価されるべき作品は、きちんとした道徳感を持ち、善を貫いた人間を描く作品でなければならないとする。 大連工業(yè)大學(xué) 2022屆本科生畢業(yè)論文 10 また稲盛は、クラシック音楽は激情を鎮(zhèn)めることを使命としていると述べている。 梅原は人は「悪」だけではなく、善の心も持つ。ただそれは「隠れた善」であることが大事である。それを褒めたり顕彰するシ ステムも必要であるという。 市場(chǎng)経済の発展は、人々が目的をもって、意識(shí)的にモラルを高める努力をしなければ人間の尊厳を否定し、人間として共に生きていくための社會(huì)規(guī)範(fàn)を欠いた道徳的な退廃が起きる。資本主義の形成期に「諸國民の富」を書いたアダム?スミスは、同時(shí)に「道徳感情論」を書いている。そこでは、傲慢と虛栄の人間像をつく