【正文】 格成分などの一部だけ → 主題 ★ 文の主題になるのは、「～が」や「～を」のような格成分の名詞のほか、名詞を連體修飾する「～の」の中の名詞や、連體修飾された名詞などのこともあるのである。 ４、文章 ? 談話(huà)の中の「は」 ○ A：子供たちがいないね。 B：子供たち は 今向こうでカレーを作ってるよ。 （カレーは今むこうで子供たちが作ってるよ。 ） ○今日はトロピカルカレーを作りましょう。材料 は魚(yú)の切り身とタマネギ、それにパイナップルなどの果物です、作り方 は 普通のカレーと同じです。 ★「は」が使われる文は、前の文脈に出てきたものや、それに関係のあるものを主題にする。そのため、文章、談話(huà)の中では、前の文脈の話(huà)題を継続していくのに使われる。 ５、従屬節(jié)の中の「は」 ○この店のカレーはおいしい。 （単文） この店のカレー は おいしいことはみんな知っている。 （複文） ○この店のカレー が おいしいことはみんな知っている。 ★ 一般に 、 複文の主文のほうは 、 単文と同じ性質(zhì)を持っている .しかし 、 従屬節(jié)のほうは 、 単文とは違う性質(zhì)を持っていることがよくある 。 文の主題は 、 あくまでも文全體の主題であって 、 従屬節(jié)など文の一部分だけの主題にはなれないのである . ★ 「 ～たら 」 「 ～とき 」 「 ～ため 」 のような従屬節(jié)の中には 、主題の 「 ～は 」 は現(xiàn)れない 。 「 ～けれど 」 「 ～が 」 「 ～から 」 のような従屬節(jié)の中には 、 主題の 「 ～は 」 が現(xiàn)れることがある 。 ○ 肉 は 持ってこなかったから 、 野菜カレーにしよう 。 ６、「は」の対比的な意味 ★「は」は基本的には主題を表す助詞であるが、主題を表す働きが薄れ、対比的な意味が強(qiáng)く感じられることがある。 対比的な意味 → 他のものと比べて、 「他のものはそうではないが、これはこうだ」 ○子供たちはカレー は 作っているが、ご飯 は 炊いていない。 ★ＡはＸけれど、ＢはＹ。 Ａ ? Ｂ：同じカテゴリーに屬し、セットとして考えやすい物 Ｘ ? Ｙ：反対の動(dòng)作や狀態(tài)を表す物 ○子供たちはカレー は 作っている。 ★強(qiáng)い対比がある特殊な文だと感じられる。 「だが、他のものは作っていない」 ○子供たちはカレー は 作っていない。 ★否定文では、肯定文に比べ、「は」がよく使われる。 対比的な意味「カレーは作っていないが、他のものは作っている」 二、「が」の基本的な性質(zhì) １、「が」は格を表す ○鈴木 が ホームラン を 打った。 「が」 → その前の名詞「鈴木」が「打つ」という動(dòng)作を行う主 體であることを表す 「を」 → その前の名詞「ホームラン」が「打つ」という動(dòng)作の 対象であることを表す ○風(fēng) が 弱かったら、あれはホームランにはならなかっただろう。 「が」 → 「弱い」という形容詞述語(yǔ)が表す?fàn)顟B(tài)の主體が「風(fēng)」 であることを表す ○鈴木はホームランを打つの が 好きだ。（感情の対象を表す） ★「が」は、「を」や「に」「で」などと同じく、述語(yǔ)と名詞との格関係を表す格助詞である。 ２、「が」は主題でないことを表す 「は」 → 文の主題を表す助詞 「が」 → 述語(yǔ)の主格を表す助詞 この両者はまったく違うレベルのものでありながら、次のような対立関係がある。 ○ 鈴木は ホームランを打った。 → 主題を表す；動(dòng)作の主體を表す主格になる。 ○ 鈴木が ホームランを打った。 → 主格を表す；「鈴木」が文の主題ではないことを表す。 ○ ホームランは 鈴木が打った。＜「を」格；主題＞（には、では … ） ○ ホームランを 鈴木が打った。＜ 「を」格；非主題＞（に、で … ） ★「が」という助詞は、その前の名詞がその文の主題でないことを表す働きをするということができる。 ３、「が」が使われる文 ―― 二種類(lèi)ある （一）主題を持たない文 ○そのとき、鈴木 が ホームランを打った。 ★この文は、鈴木について知りたい聞き手に鈴木がどうしたかを知らせるとか、ホームランについて知りたい聞き手にホームランを打ったのは誰(shuí)かを知らせるものではない。聞き手が知らない、出來(lái)事の発生そのものを伝える文である。この種の文では、述語(yǔ)は一回だけの動(dòng)作や一時(shí)的な狀態(tài)を表すものであるのが普通である。そして、このような「～が」には、「鈴木だけが打って、他の選手は打たなかった」というような、排他的な意味は特に感じられないのが普通である。 （二）述語(yǔ)が主題になっている文 ○鈴木 が キャプテンだ。 ★この文は、聞き手がキャプテンに関心があり、聞き手にキャプテンが誰(shuí)であるかを知らせるときに使われる文であり、「キャプテン」がこの文の主題になっていると考えられる。それは、この文が次の文と大體同じ意味を持ち、同じような働きをすることからもわかる。 ○キャプテン は 鈴木だ。 ★この種の文の述語(yǔ)は、典型的には「キャプテンだ」のような名詞述語(yǔ)である。そして、「～が」には排他的な意味が感じられるのが普通である。 ★ [主題 ]は [伝えたいこと ]。（格成分 → 主題） [伝えたいこと ]が [主題 ]。（述語(yǔ) → 主題） ４、文章 ? 談話(huà)の中の「が」 （一）主題を持たない文 ★前の文脈とはつながりなしに現(xiàn)れ、話(huà)題を?qū)毪筏郡贶灀Qしたりする働きをする。たとえば、それまでの話(huà)の內(nèi)容と関係なく、そのとき目に入ってきたことをそのまま述べる。 ○あっ、鈴木 が 手を振ってるよ。 ★書(shū)き言葉でも、この種の主題を持たない文は、前の文脈とはつながりのない文章の冒頭や、話(huà)題がかわる段落の最初などに現(xiàn)れやすい。 （二）述語(yǔ)が主題になっている文 ★主題を持たない文とは対照的に、前の文脈をうけて、前の文脈の話(huà)題を継続していくことが多い。 ○「このへんで、だれかホームランを打たないかなあ?！? 「鈴木 が 打ってくれるよ。このところ調(diào)子いいから?！? 説明：前の文に出てきたもの（ホームランを打つ）そのまま → 次の文の主題（打ってくれる） ○上田はこのところウェートトレーニングに取り組んでいる。上半身の筋力アップ が 目的だそうだ。 説明：前の文に出てきたものに関係のあるもの → 次の文の主題（目的） ５、従屬節(jié)の中の「が」 ○鈴木 が よくホームランを打つことは、みんな知っている。 ★「～たら」「～とき」「～ため」のような従屬節(jié)の中では ,文の主題は問(wèn)題にされないので、主題を表す「～は」は使わず、格を表すだけの「～が」が使われる。 ★もちろん、「が」が使われるのは、格として「が」格の場(chǎng)合だけである。 ○この試合のホームラン を 全部鈴木が打ったとは知らなかった。 ★主文の中の「が」は、前後の文脈や話(huà)し手の意図に基づいて、「は」と「が」という２つの可能性の中から選ばれたものであるのに対して、従屬節(jié)の中の「が」は、従屬節(jié)の中にあるために自動(dòng)的に「が」に決まってしまうものである。 ６、「が」の排他的な意味 ○そのとき鈴木 が ホームランを打った。 （「鈴木が」単に「打つ」の主格を表しているだけ） ○鈴木 が キャプテンだ。 （キャプテンは鈴木であり、他の者ではないという意味） ○鈴木 が 一番たくさんホームランを打っている。 ○ホームランを打つほう が 三塁打を打つより簡(jiǎn)単だ。 ★「～が一番～?！工洹浮韦郅Δ！工韦瑜Δ时容^の構(gòu)文に出てくる「が」は、特に排他的な意味を強(qiáng)く持つ。 ○このバットのほう が ホームランが打てる。 ★この文の「が」は、「が」格を表す働きは消えて、単に排他的な意味を表すだけになる。 ★排他的な意味：こうであるのはこれだけであり、他のものは該當(dāng)しない。 三、「は」が使われる典型的な文 １、格成分が主題になっている文 ○ 父 は この本を買(mǎi)ってくれた。 （○フリアおばさんは料理 が 抜群にうまい。 → 料理はフリアおばさんが抜群にうまい。） ○収穫した種子 は 濕気や害蟲(chóng)が來(lái)ないように、密閉保管してください。 ○このアパートに越してきた頃、私に は まだ妻がいる。 ○ヨーロッパで は 最近、ペアの両方の內(nèi)側(cè)にダイヤを埋め込んだ既製品の結(jié)婚指輪が、一般にも売られるようになってきた。 ○「三年前まで は プロレスラーだったんだ」とちびは言った。 ２、格成分の連體修飾部が主題になっている文 ○ 象 は 鼻が長(zhǎng)い。 ○この車(chē) は 値段が高い。 ○野菜 は 栽培に手間がかかる。 ○わが國(guó)で栽培されたトマト は 、ホルモン剤を利用することを前提に栽培管理技術(shù)ができている。 ○ … 東寶映畫(huà)「積み木くずし」 は 、 24日、高部が出演を辭退したことから製作を延期することになった。 ○獨(dú)仏両國(guó)に は 、國(guó)籍についての伝統(tǒng)的な考え方に、大きな違いもある。 ３、述語(yǔ)名詞の連體修飾部が主題になっている文 ○かき料理 は 広島が本場(chǎng)だ。 ４、被修飾名詞が主題になっている文 ○辭書(shū) は 新しいのがいい 。 ５、節(jié)が主題になっている文 ○花が咲くの は 7月ごろだ。 ６、破格の主題を持つ文 ○このにおい は ガスが漏れてるよ。 ★１～ 5までの構(gòu)文は、どれも、格関係の中の一部分が主題になったものだった。６の構(gòu)文は、不必要なものが加わったり必要なものが抜けたりする「異?！工摔瑜盲?、普通の主題を持つ文からずれてきた、特殊で周辺的なものだと思われる。（○新聞 は 、小銭をご用意ください。） 四、「が」が使われる典型的な文 １、主題を持たない文 ○富士山 が 見(jiàn)えるよ。 ①眼前描寫(xiě)型 ＜話(huà)し手がその時(shí)その場(chǎng)で知覚したことをそのまま描寫(xiě)すること＞ ○何か音 が 聞こえるわ。 ②現(xiàn)象敘述型 ＜その時(shí)その場(chǎng)で知覚したのではない現(xiàn)象を敘述するもの。＞ ○昨日合格発表 が あった。 ③法則敘述型 ＜「こういう條件があれば必ずこういう現(xiàn)象が起きる」という法則 を述べる＞ ○ボタンを押すと、音 が 出る。 ２、述語(yǔ)が主題になっている文 ○君 が 主役だ。 ★この構(gòu)文は、述語(yǔ)に名詞が使われるのが最も典型的である。 ○「これ が 君の言っていた 大変なこと なのかい？」 ＜前の文脈に出てきたものをさす名詞＞ ○こうした作品作り、編集に加え、雑誌的な販売方式 が ハーレクインの 特徴 だ。 ＜前の文脈に出てきたものに関係のある名詞＞ ★この構(gòu)文では、述語(yǔ)に使われるのは、名詞のほか、「のだ」がついた動(dòng)詞や、恒常的な狀態(tài)を表す形容詞である。 ○「この映畫(huà)見(jiàn)ましたよ」と僕は言った。 「誰(shuí) が でてるの？」 ○それよりも知識(shí)を身につけ、腕を磨くことのほう が 大切です。 五、「は」と「が」の使い分け １、新情報(bào)と舊情報(bào)の原理 新情報(bào)には「が」、舊情報(bào)には「は」 ○私 は 吉田と申します。 ○私 が 先日履歴書(shū)を差し上げました吉田でございます。 ２、現(xiàn)象文と判斷文の原理 現(xiàn)象文には「が」、判斷文には「は」 ○雨 が 降っている。 ○それ は 梅だ。 ３、文と節(jié)の原理 文末までかかるときは「は」、節(jié)の中は「が」 ○鳥(niǎo) が 飛ぶときには空気が動(dòng)く。 ○鳥(niǎo) は 飛ぶときには羽根をこんなふうにする。 ４、対比と排他の原理 対比のときは「は」、排他のときは「が」 ○雨 は 降っていますが、雪 は 降っていません。 ○太郎 が 學(xué)生です。 ５、措定（そてい）と指定の原理 措定には「は」、指定には「は」か「が」 ★措定：述語(yǔ)が主格名詞の性質(zhì)を表す。 指定：主格名詞と述語(yǔ)名詞が同じものであることを表す。 ○いなご は 害蟲(chóng)です。（措定） → 害蟲(chóng) が いなごです。 ○君の帽子 は どれです？（指定） → ○ どれ が 君の帽子です？ （二） 視點(diǎn)