【正文】 段 ◎見(jiàn)え｜たり ◎消え｜たり ◎越え｜たり ◎覚え｜たり ワ行下二段 「木を｜植え｜たり」ではなく、「 植ゑ ｜たり」が正しい。念のため、復(fù)習(xí)してみましょう。 見(jiàn)張りを｜潛ませろ｜。 犬に対して、「伏せ」と命令する言葉がありますが、「伏す」（四段）の命令形ですね。 「伏（ふ）す」（サ行四段）の活用表 古語(yǔ) 現(xiàn)代語(yǔ)訳 未 野に｜ ふ さ ｜ず 野に｜橫たわら｜な い 用 野に｜ ふ し ｜たり 野に｜橫たわっ｜た 終 野に｜ ふ す ｜。 體 ふする｜時(shí) 已 ふすれ｜ども 命 ふせよ｜。 港に船を｜入れろ｜。 港に｜入れ｜。 「いる」は語(yǔ)幹も活用の行も同じなので、終止形が同じになり、これも紛らわしいです。 體 港より船を｜ いだ す ｜時(shí) 港から船を｜出す｜時(shí) 已 港より船を｜ いだ せ ｜ば 港から船を｜出す｜ので 命 港より船を｜ いだ せ ｜。 體 港を｜ い づる ｜船 港を｜出る｜船 已 港を｜ い づれ ｜ども 港を｜出る｜けれども 命 港を｜ い でよ ｜。 ○港より船を いだす 。 「見(jiàn)ゆ」「見(jiàn)る」「見(jiàn)す」は、現(xiàn)代語(yǔ)の「見(jiàn)える」「見(jiàn)る」「見(jiàn)せる」に対忚します。 「見(jiàn)す」（サ行下二段）の活用表 古語(yǔ) 現(xiàn)代語(yǔ)訳 未 姿を｜ 見(jiàn) せ ｜ず 姿を｜見(jiàn)せ ｜ない 用 姿を｜ 見(jiàn) せ ｜たり 姿を｜見(jiàn)せ ｜た 終 姿を｜ 見(jiàn) す ｜。 「見(jiàn)る」（マ行上一段）の活用表 古語(yǔ) 現(xiàn)代語(yǔ)訳 未 煙を｜ 見(jiàn) ｜ず 煙を｜見(jiàn) ｜ない 用 煙を｜ 見(jiàn) ｜たり 煙を｜見(jiàn) ｜た 終 煙を｜ 見(jiàn)る ｜。 「見(jiàn)ゆ」（ヤ行下二段）の活用表 古語(yǔ) 現(xiàn)代語(yǔ)訳 未 煙も｜ 見(jiàn) え ｜ず 煙も｜見(jiàn)え ｜ない 用 煙も｜ 見(jiàn) え ｜たり 煙も｜見(jiàn)え ｜た 終 煙 ｜ 見(jiàn) ゆ ｜。 見(jiàn)え ? 消え ? 燃え ? 越え ? 覚え の終止形 ◎ 見(jiàn)ゆ ? 消ゆ ? 燃ゆ ?越ゆ ? 覚ゆ 見(jiàn)う ?消う ?燃う ?越う ?覚う （ア行だから間違い） 見(jiàn)える?消える?燃える?越える?覚える（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） 連體形 ◎ 見(jiàn)ゆる ?消ゆる?燃ゆる?越ゆる?覚ゆる 見(jiàn)うる?消うる?燃うる?越うる?覚うる（ア行だから間違い） 見(jiàn)える?消える?燃える?越える?覚える（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） 已然形 ◎ 見(jiàn)ゆれ ? 消ゆれ ? 燃ゆれ ? 越ゆれ ? 覚ゆれ 見(jiàn)うれ?消うれ?燃うれ?越うれ?覚うれ（ア行だから間違い） 見(jiàn)えれ?消えれ?燃えれ?越えれ?覚えれ（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） 植う?據(jù)う ?飢うの未然形?連用形 ◎ 植ゑ ? 據(jù)ゑ ? 飢ゑ 植え ?據(jù)え ?飢え （ア行だから間違い） 命令形 ◎ 植ゑよ ? 據(jù)ゑよ ? 飢ゑよ 植えよ?據(jù)えよ?飢えよ（ア行だから間違い） 居る?率るの読み ◎ ゐる いる（ア行だから間違い） 射るの活用の種類(lèi) ◎ ヤ 行上一段活用（試験には出ない） ア行上一段活用 老い?悔い?報(bào)いの終止形 ◎ 老ゆ ? 悔ゆ ? 報(bào)ゆ 老う ?悔う ?報(bào)う （ア行だから間違い） 老いる?悔いる?報(bào)いる（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） 連體形 ◎ 老ゆる ? 悔ゆる ? 報(bào)ゆる 老うる?悔うる?報(bào)うる（ア行だから間違い） 老いる?悔いる?報(bào)いる（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） 已然形 ◎ 老ゆれ ? 悔ゆれ ? 報(bào)ゆれ 老うれ?悔うれ?報(bào)うれ（ア行だから間違い） 老いれ?悔いれ?報(bào)いれ（現(xiàn)代語(yǔ)だから間違い） ＄２０ 語(yǔ)幹が同じ別の動(dòng)詞「見(jiàn)ゆ?見(jiàn)る?見(jiàn)す」を混同しないこと ○煙も見(jiàn)えず、雲(yún)もなく、 の「見(jiàn)え」の活用表を書(shū)く時(shí)、 未 見(jiàn)え ｜ず 用 見(jiàn)せ ｜て?たり 終 見(jiàn)る ｜。 あ いうえ お ア イウエ オ や い ゆ え よ ヤ イ ユ エ ヨ わゐ う ゑを ワヰ ウ ヱヲ 特に、次の點(diǎn)に気をつけてください。 となります。） と言います。 終止形を使うと、 ○恩に 報(bào)ゆ 。しかし、 ア行活用は「得（う）」一語(yǔ)しかない から、間違い。 未 報(bào)い ｜ず 用 報(bào)い ｜たり 終 報(bào)う ｜。下二段と同じように「る?れ?よ」の部分がはみ 出していますが、そこを無(wú)視して語(yǔ)尾の始めの文字だけに注目すると、「ぢ」と「づ」しかありません。故にこの活用表は間違い。この活用表を書(shū)く時(shí)、 現(xiàn)代語(yǔ)の感覚で、 未 恥ぢ ｜ず 用 恥ぢ ｜たり 終 恥ぢる｜。ちなみに、上一段活用と下一段活用にも同じ関係があり、ｉとｅが入れ替わっています。入試や定期試験には出ません。これは現(xiàn)代語(yǔ)では「率（ひき）いる」が使われています。正解はワ行上一段で、正しい 「居る」（ワ行上一段）の活用表 は、 未 ゐ ｜ず 用 ゐ ｜たり 終 ゐる ｜。 未 い ｜ず 用 い ｜て 終 いる｜。次に終止形を眺めてみましょう。 上一段 ｉ ? ｉ ? ｉ る? ｉ る? ｉ れ? ｉ よ 下一段 ｅ ? ｅ ? ｅ る? ｅ る? ｅ れ? ｅ よ 上一段動(dòng)詞には、共通の「形」があるということに注意してください。 語(yǔ)尾変化は「ｉ?ｉ?ｉる?ｉる?ｉれ?ｉよ」です。これは本來(lái)のサ変部分の直前の音が 「い」「う」「ん」などの時(shí)、賣(mài)に発音の都合上濁音化しただけで、本質(zhì)はサ変だからです。 ＄１４ 「命ず」「感ず」なども「ザ変」ではなく「サ変」と呼ぶ ○網(wǎng)走支社に転勤を 命ず ?！工筏い扦?。 ②正直に 白狀せ ざるを得ず。 「勉強(qiáng)せず」「練習(xí)せず」という未然形は間違えないが、「 感ぜ ず」「 罰せ ず」の未然形は「 感じ ず」「罰しず」などと間違いやすい。 ○今日も一日 勉強(qiáng)せ ず。「死」は音と訓(xùn)がたまたま同じです。 ＄１３ 複合サ変動(dòng)詞の未然形は間違いやすい ○板垣死すとも自由は 死せ ず。 ○汲めど ｜ 盡きせ ｜ぬ ｜泉の水。 漢文によく使われる「欲す」も複合サ変です。（「重く＋す」が撥音便化したもの）（名譽(yù)を重んじる。） 上の「心す」のように、日本語(yǔ)の名詞と複合したサ変動(dòng)詞があります。漢字の音読みの語(yǔ)は、もともとの日本語(yǔ)ではなく、中國(guó)語(yǔ)ですから、これは外國(guó)語(yǔ)との複合語(yǔ)です。 ○乃木將軍と 會(huì)見(jiàn)す 。ここで、複合サ変動(dòng)詞についてまとめておきましょう。 未 練習(xí) せ ｜ ず 用 練習(xí) し ｜たり 終 練習(xí) す ｜。」、「飛躍する。 ＄１１ サ行変格活用の終止形は「す」 現(xiàn)代語(yǔ)の「する」という動(dòng)詞は、古文では「す」と言いました。 體 植 うる ｜こと 已 植 うれ ｜ど 命 植 ゑよ ｜。 一見(jiàn)パーフェクトに見(jiàn)えるが、これは大間違い?！梗兢蛑菠à搿！弗靴?燃ゆ 。 ○火と 燃ゆ 。（連用形）（刑場(chǎng)の露のように消えた。 ○敵艦｜ ｜ 見(jiàn)ゆ ?！敢?jiàn)え」はア行ではなく、實(shí)は、ヤ行下二段活用で、終止形は「見(jiàn)ゆ」です。 未 見(jiàn)え ｜ず 用 見(jiàn)え ｜たり 終 見(jiàn)う ｜。 ア行に活用する語(yǔ)は、「得（う）」一語(yǔ)です。 ○人の信用を 得（う）る ことなり。 體 暮 るる ｜こと 已 暮 るれ ｜ど 命 暮 れよ ｜?！改氦欷琛工舷露位钣盲蚊钚韦?、終止形は「暮る」。この「走す」は「馳す」とも書(shū)き、下二段活用の終止形です。 十二月のことをなぜ「師走（しはす）」と言うか?！工蚬耪Z(yǔ)で言うと「夜明く。（命令形） 「求む」（マ行下二段）の活用表 は、 未 求 め ｜ず 用 求 め ｜たり 終 求 む ｜。（「ど」に続くから已然形） 探し ｜ても｜見(jiàn)つけにくいものは、色香のある美人で！ あるなあ。 體 出 づる ｜処 已 出 づれ ｜ど 命 出 でよ ｜?！湦峡冥槌訾胙匀~が原因になることが多い。 ○ 入（い）る｜ ｜を｜図って｜ 出づる ｜ ｜を制 す 。故にこの活用表は間違い。現(xiàn)代語(yǔ)の感覚で、 未 助け ｜ず 用 助け ｜たり 終 助ける ｜。高校生?受験生にはどうでもいいことですが、「る?れ?よ」まで含めて説明するような名前は、長(zhǎng)くなりすぎるからでしょう。 語(yǔ)尾が「け?け?く?くる?くれ?けよ」と活用しています。（福沢諭吉） 天は｜自分自身を｜助ける｜者｜を｜助ける。 ＄６ 動(dòng)詞の 活用で一番大切なのは下二段活用 動(dòng)詞の活用の學(xué)習(xí)で、一番大切なのは下二段活用です。 語(yǔ)尾変化は「ｅ?ｅ?ｅる?ｅる?ｅれ?ｅよ」となっています。（新しい言い方です） 昔、「蹴（け）」という連用形があったのでしょう?！铬恧晟悉辍工趣涎预铯胜ぃ? ○ 蹴 鞠（けまり）。「生かまほしきは命なりけり」という用例がありますが、「生きたい」を古語(yǔ)で言うと、「生きまほし 」ではなく、「生かまほし」です。この「り」の接続は已然形なので、「生け」は已然形です。 死ん｜でいる｜諸葛孔明が、生き｜ている｜仲達(dá)を退卻さ｜せる。」を古語(yǔ)で言うと、「宿を借りむ。 現(xiàn)代語(yǔ)では「借り｜ない」「借り｜ます」「借りる｜?，F(xiàn)代語(yǔ)では「足り｜ない」、「足り｜ます」、「足りる｜?！工?、四段に活用します。故に「飽き」は四段活用で、終止形は「飽く」です。 同様に、體言（名詞）の接続は連體形?！竼Dきず」、「咲くず」、「咲けず」などとは言わず、「咲かず」と言います。四段活用の活用語(yǔ)尾は、「ａ?ｉ?ｕ?ｕ?ｅ?ｅ」と憶えるとよいが、暗記しなくても、その都度、未然形なら「ず」に続く形を考える、…などすれば作ることが出來(lái)ます。 體 雤 ｜降 る ｜こと?時(shí) 雤が｜降る｜こと?時(shí) 已 雤は｜ 降 れ ｜ど 雤は｜降る｜けれど 命 雤よ｜降 れ ｜。 次に、 ○雤｜ ｜ 降る 。 「咲く」（カ行四段）の活用表 古語(yǔ) 現(xiàn)代語(yǔ)訳 未 花も｜咲 か ｜ず 花も｜咲か｜ない 用 花 ｜咲 き ｜たり?けり?て 花が｜咲い｜ている?た?て 終 花 ｜咲 く ｜。 の「咲く」なら、 未 花も｜咲？｜ず 用 花 ｜咲 ？ ｜たり?けり?て 終 花 ｜咲 く ｜。日本語(yǔ)の活用には六つの活用形があり、 未然形は、ず（打消の助動(dòng)詞）に続く形 連用形は、たり（完了の 助動(dòng)詞）?けり（過(guò)去の助動(dòng)詞）?て（接続助詞）に続く形 終止形は、普通に終止する形 連體形は、體言、つまりこと?人?時(shí)などの名詞に続く形 已然形は、ど?ども（接続助詞）に続く形 命令形は、命令するときに言う形 と憶えます。連體形で結(jié)ぶ ＄１３１ 逆説的強(qiáng)調(diào)の「こそ」は「は」と訳し、結(jié)びの後に逆接接続を加えて訳す。連體形で結(jié)ぶ ＄１２７ 疑問(wèn)の「や」は結(jié)びの後に「（の?だろう）か」と訳す。 ＄８４ 余談 「る」「らる」には、なぜ受身?自発?可能?尊敬の四つの意味があるの か ＄８５ 意味?用法の紛らわしい「る」「らる」の見(jiàn)分け方 ＄８５－２ なぜ「れ給ふ」「られ給ふ」は、二重尊敬ではないのか ＄８６ ラ行活用動(dòng)詞など＋「る」「らる」 ＄８７ 完了?存続の「り」の連體形「る」と受身?自発?可能?尊敬の「る」 ＄８８ 「せ給ふ」「させ給ふ」「せおはします」「させおはします」は二重尊敬。 ＄８３ 受身?自発?可能?尊敬の「 る 」「 らる 」の見(jiàn)分け方。連體形で結(jié)ぶ ＄